赤ちゃんが舌べろを「べー」と出す姿はとても可愛らしく、ついママ・パパも笑みがこぼれてしまいますよね。
でも、赤ちゃんが舌を出すのはどうして?
なにか病気のサインだったりする?
そんな疑問を解消していきましょう!
是非、最後まで見ていって下さい。
赤ちゃんが舌を出す理由
赤ちゃんが舌をよく出す時期は
生後4~6カ月頃が多いようです。
では赤ちゃんが舌を出す理由にはどんなものがあるのでしょうか?
舌を動かすことを楽しんでいる
舌を出し始めたばかりの赤ちゃんは、舌の存在に気付き、舌を動かす感覚を楽しんでいる可能性があります。
息子はまさにこれ!
にこにこしながら舌をチロチロ出して遊んでいました。
赤ちゃんは新しく出来ることが日々増えていきます。
毎日が発見なんですね!
歯が生え始めでむず痒い
乳歯が生え始める生後6~9カ月頃になると、歯茎にむず痒さを感じるといわれています。
歯茎の不快感が原因で不機嫌になりやすく、ぐずることが増えるのを「歯ぐずり」といいます。
歯ぐずりの間、むず痒さを紛らわすために舌を出している可能性があります。
歯ぐずりの対策としては歯固めを噛ませるのがオススメです。
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お腹が空いている
個人差がありますが、お腹が空いて母乳やミルクが飲みたい時に舌を出して合図する赤ちゃんもいるようです。
また同様に、お腹がいっぱいのときや、飲んでいる母乳やミルクが美味しくないときもべーっと舌を出すことがあります。
げっぷが出ない
赤ちゃんが「うぇ」と何度も細かく舌を出している場合は、胃の中にガスが溜まっている合図かもしれません。
縦向きに抱っこして、下から上へ背中を軽くトントンと叩いてあげましょう。
げっぷが出ない場合は万が一嘔吐することを想定して、顔を横向きにしたり、頭を少し高くして寝かせるといいでしょう。
舌を出すのは病気と関係ある??
赤ちゃんが舌を出していても、元気で機嫌がよくいつもと様子が変わらなければ、無理にやめさせる必要はなく過度に心配はいりませんが、何かのサインである可能性もあります。
赤ちゃんが舌を出しているときに注意することはなんでしょうか?
鼻がつまっている
鼻水や鼻づまりが原因で鼻呼吸が上手くできないと口呼吸になります。
授乳中に頻繁に口を離して飲むのをやめるようなら、鼻呼吸ができなくて苦しいのかもしれません。
続くようなら一度小児科で相談してみましょう。
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口の中を怪我している
口に入れたもので傷ができ、違和感がある可能性もあります。
赤ちゃんの口の中を確認してみましょう。
歯が生えてきた位置が悪くて舌や唇に傷ができている可能性があれば、小児歯科に相談してみましょう。
クレチン病の可能性
「クレチン病」とは、先天的に甲状腺ホルモンがうまく分泌されない病気です。
別名「甲状腺機能低下症」ともいいます。
早期治療が大切なため、生後4~6日後の血液検査で調べます。
検査結果が陽性でも、その後の精密検査などで正常と診断される場合も多いです。
舌が口に対して大きく、収まりにくい傾向があります。
舌を出すことで歯並びが悪くなる?
赤ちゃんがよく舌を出しているけど、それによって歯並びが悪くならないか心配です
0歳の赤ちゃんであれば、悪習慣が歯並びに影響を及ぼす可能性はほとんどありませんよ
生後1歳未満の赤ちゃんは歯がまだ生え途中なので、歯並びに影響することはありません。
指しゃぶりも歯並びに影響するのではと心配される親御さんは多いですが、同じ様に1歳未満の赤ちゃんなら心配いりません。
ただし、乳歯が生えそろう3歳になってもそのような癖がやめられないと、歯が前に押し出されて歯並びが乱れる可能性があります。
気になる方は一度小児歯科で見てもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?
赤ちゃんが舌を出す仕草は、成長の証ともいえる大切な動作です。
ほとんど場合は年齢とともに舌を出したままでいることはなくなっていくでしょう。
気になる点があれば、かかりつけの小児科医や小児歯科で相談してみて下さいね。
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