こんにちは!
1歳の息子のママ、はるちょんです。
最近SNSでよく見る「ビジーボード」を作ってみたいんだけど、安全性も気になって…
そんなあなたのために、100均ダイソー商品のみで作る『簡単で安全なビジーボードの作り方』を紹介します。
私も息子が生後8か月の頃に「ビジーボード」を手作りしました。
実際に私が作る様子を写真を交えながら分かりやすく説明します。
おもちゃがたくさんついた板で、赤ちゃんが興味をもって遊びつくすことができるビジーボードを手作りして、お子さんを楽しませてあげてください。
ビジーボードの危険性、安全に作る方法も解説していきます!
是非、最後まで見ていって下さい。
ビジーボードとは?
赤ちゃんがずり這いをする頃になると、部屋の中の色んなものに興味を持つようになります。
バッグの紐から服のボタン、財布にスマホ・・・
赤ちゃんの興味はなるべく尊重したいけど、触ってほしくないものもたくさんあるし、どうしたらいいの?
そんな時に役に立つのがビジーボードです!
赤ちゃんの興味をそそるたくさんのおもちゃが付いていて、掴んだり引っ張たりして思う存分遊ぶ事ができます。
市販のものだとこんなものがありました↓
指先を使いながらおもちゃの動きや音を楽しめて、五感を刺激するのにぴったりです!
乳幼児期は五感でモノを感じる力が発達していく時期です。
五感に響くビジーボードを是非与えてあげたいですよね。
\ティッシュ大好き赤ちゃんにはこちら/
ビジーボードのオススメポイント
ここではビジーボードが赤ちゃんにオススメな理由を3つ紹介します。
成長に合わせておもちゃが付け替えられる
ビジーボードは取り付けるアイテムを変えることで、赤ちゃんの成長に合わせてカスタムすることが可能です。
月齢が低いうちは音のなるものや光るものなど、赤ちゃんが興味を持ちそうなアイテムを多めに選ぶのがオススメです。
赤ちゃんが成長して、引っ張ったり押したりする力が更についたら、マジックテープやジッパーなど工夫して遊ぶアイテムに取り換えることで、長く遊ぶことができます。
息子は生後8か月の頃は鏡やおもちゃストラップなど、動きが気になるものに夢中。
1歳を過ぎた今は、ウェットシートの蓋と電卓にはまっています。
うつ伏せが苦手な赤ちゃんの練習になる
ビジーボードを床に寝かせた状態で遊ばせれば、うつ伏せが苦手な赤ちゃんのうつ伏せの練習にもなります。
うつ伏せは寝返りやハイハイと同じように、赤ちゃんの運動発達の基本と言われるほど大事な姿勢なんですよ。
赤ちゃんの成長スピードにもよりますが、首が座ったらビジーボードで楽しみながらうつ伏せの練習をするといいでしょう。
知育の要素もあり!手先の訓練になる
赤ちゃんの頃から手先を使うことは、脳の活性化や成長にとても良いとされています。
ビジーボードで楽しみながらいろんな手先の感覚を覚え、養うことでとても良い刺激を与えてくれます。
少し大きくなったら
- リボン結びの練習
- ジッパーを自分で上げる練習
のように、普段の生活に活用する力を身に付けることもできますよ。
ビジーボードの材料
今回は100均ダイソーですべて材料を揃えました。
※両面テープのみ家にあったものを使用しましたら、ダイソーのものでOKです
まずはおもちゃを取り付けるボードですが、SNSでよく見かけるのは「有孔ボード」ですが、100円ショップのものは角がとがっていて赤ちゃんには危険かなと思ったので、私はパンチングボードを使いました(200円商品です)
これなら角も丸く赤ちゃんが触っても安心です。
この穴に結束バンドを使っておもちゃを取り付けます。
結束バンドはこちらです。
15㎝の50本入りを買いました。
結束バンドが使えない物は両面テープで接着しました。
両面テープは強力~超強力タイプがいいようです。
私はこちらの両面テープが家にあったのでこれを使いました。
このテープは貼って剝がすこともできるし、でも粘着力は強力という不思議な両面テープです。
息子はある程度遊ぶとおもちゃに飽きてしまうので、飽きたらまた違うものに替えられた方がいいかな、と思ってこちらを使いました。
私が選んだおもちゃはこちらです。
- ウェットシートの蓋
- ファスナー
- 鏡
- 電卓
- ヘアゴム
- おもちゃストラップ
SNSを見ていると他にも人気のグッズは
- キッチンタイマー
- ボタン
- 呼び鈴
- 電気のスイッチ
などがありました。
お子さんの好きそうなものを選ぶのも楽しいですね♪
ビジーボードの作り方
まず作り方の前に完成図をお見せします。
ビジーボードを作る手順は
- ボードにおもちゃを並べて配置を決める
- おもちゃに合う方法でボードに取り付けていく
以上です!
おもちゃの配置は規則的ではなく、ランダムに配置したほうが子どものおもちゃらしいガチャガチャ感が出て可愛いかなと思います。
子供が遊びやすい位置かどうかもポイントですね。
不器用な私でも20分かからずに作れました!
おもちゃの取り付け方法
それぞれのおもちゃの取り付け方法を説明していきます。
ファスナーの取り付け方
ファスナーは千枚通しで穴を開けて、そこに結束バンドを通して取り付けました。
穴を開ける位置を間違うと、ファスナーがピンと張らずに開け閉めがしにくくなってしまうので注意してください。
面があるものの取り付け方
ウェットシートの蓋や電卓などの面があるものは、両面テープを後ろに貼ってボードに取り付けます。
私が使った両面テープは厚みがあってクッション性があるので、多少凹凸があるものでもうまく付けることができます。
ヘアゴムの取り付け方
ゴムの部分をボードの穴に通して飾りに留めただけです。
息子が器用になってきて取ってしまうようだったら、結束バンドで留めようかと思っています。
鏡の取り付け方
私が購入した鏡はもともとチェーンが付いていましたが、簡単に取れてしまいそうだったので、チェーンは外して手持ちの手芸用の紐に付け替えて取り付けました。
ハートの飾りも簡単に取れてしまうので、外しておいた方がいいと思います!
それぞれの取り付け方でおもちゃを付けて出来上がりがこちら!!(再び)
手作りのビジーボードで遊ぶ時の注意点
とても簡単に作れるビジーボードですが、赤ちゃんのおもちゃですので思わぬ事故に繋がらぬよう、注意が必要な点もあります。
取り付けるおもちゃの安全性に注意
ビジーボードを手作りしようと思って、材料を買いに行く時にほとんどの人が100円ショップに向かうと思います。
しかし、100円ショップで売られているもののほとんどは赤ちゃんのおもちゃとして製造されたものではありません。
赤ちゃんが触ったり舐めても大丈夫なものかは、各自判断が必要ですね。
小さすぎるアイテムは誤飲の危険もあるので避けるか、取れないようにしっかり固定するようにしましょう。
おもちゃが取れて誤飲に注意
気が付いたらおもちゃが取れて誤飲してしまった!なんてことのないように、おもちゃはボードにしっかりめに固定しましょう。
赤ちゃんの引っ張る力は大人が思う以上に強いので注意が必要です。
ストラップ状のキーホルダーなどは引っ張ると案外簡単に取れてしまうので、注意が必要です。
有孔ボードでの事故に注意
SNSでよく見かける手作りビジーボードは、有孔ボードを使ったものが多いですが、角がとがっていたりささくれがあったりと、赤ちゃんが触ることで怪我に繋がる可能性もあります。
ガードテープやコーナーカバーで保護して使うなど対策をしましょう。
メジャーや紐などは巻き付いてしまう可能性もあるので、遊んでいる最中も目を離さないようにしましょう。
子供の成長に合わせたアイテムを選ぶ
結束バンドで取り付けたおもちゃはバンドを切れば簡単に替えることができるので、子どもの年齢や力の強さ、興味の移り変わりに合わせて定期的におもちゃの見直しをおこなってください。
子どもが大きくなると、キーリールなどを長く伸ばせるようになります。
勢いよく戻っていく距離が長くなってしまうので、危ないなと思ったら外したほうがいいでしょう。
手作りビジーボード 息子の反応は?
さて、我が家の手作りのビジーボード。
息子の反応はというと・・・・?
めちゃめちゃ食いついてくれました!!
とっても楽しそうに鏡をガチャガチャと遊んでいました♪
生後8か月の頃のお気に入りは鏡とおもちゃストラップでした。やはりゆらゆら揺れたりと動きがあるものが好きですね。
1歳になった現在はウェットシートの蓋と電卓のボタンに夢中です。
息子は飽き性で、ある程度遊んだおもちゃには興味を示さなくなってくるので、そうしたらまた違うものを取り付けていこうかと思っています。
自分が作ったおもちゃで子どもが遊んでくれるのは、思った以上に嬉しかったです。
ビジーボードはモンテッソーリ教育?
ビジーボードと検索すると「ビジーボード モンテッソーリ」というキーワードが出てきます。
ビジーボードってモンテッソーリ教育になるの?
結論から言うと、モンテッソーリ教育を行う幼稚園や保育園で実際にビジーボードというおもちゃが使われることはありません。
しかし、モンテッソーリ教育の概念を見ていくと、ビジーボードはモンテッソーリ教育に当てはまるおもちゃと考えられることが分かりました。
モンテッソーリ教育とは?
モンテッソーリ教育は、「子どもには自分で自分を教育する、育てる力がある」という「自己教育力」の考えを根底に考えられた教育法です。
医師であり教育家であるマリア・モンテッソーリ博士が考案したため「モンテッソーリ教育」と呼ばれています。
モンテッソーリ教育は大人の教育に当てはめるのではありません。子どもの自発的な動きや興味、発達段階によって環境を整え、子どもと環境を「結びつける」ことで子どもの成長発達を促します。その中で子どもは能力を獲得していくのです。
※参考:ベネッセ 教育情報サイト
モンテッソーリ教育の5つの分野
モンテッソーリ教育には、発達に合わせた敏感機に対応する5つの分野があります。
- 日常生活
- 感覚
- 言語
- 算数
- 文化
一つ目の「日常生活」の練習の目的は、身体運動の獲得です。
子どもは大人の真似をし、体の動かし方を学びます。
特に1~2歳の子どもは運動の敏感期にあたり、手指のコントロールを身につけていきます。
子どもは自分の身体を思う通りにコントロール出来るようになることで、自分のことは自分でするようになり、自信と自立心が育まれます。
二つ目の「感覚」はものを感覚で感じとる力を育てることが目的です。
五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を司る感覚器官は、幼少期に最も発達します。
とくに3歳から6歳の間は、「感覚の敏感期」といわれるほど五感の発達が著しい時期です。
モンテッソーリ教育での感覚教育を通して脳の前頭葉が活発化され、ものの識別力や観察力を養うとされています。
この考え方がビジーボードと関係してくるの?
ビジーボードでモンテッソーリ教育を!
ビジーボードは手先の刺激や運動になるおもちゃです。
モンテッソーリ教育の教育分野である「日常生活」と「感覚」は、まさにビジーボードで培うことができるものです。
ビジーボードで楽しく遊びながら手先を動かすことは、モンテッソーリ教育の目的のひとつでもある「手指のコントロールを身に付け、ものを感覚で感じとる力を身に付けること」に繋がるでしょう。
モンテッソーリ教育のさわりだけでも体験したいという方には、ビジーボードはとてもオススメです!
まとめ
手作りのビジーボードについて紹介していきました。
いかがでしたか?
とても簡単に費用もかけずに作ることができるので、お子さんの興味のありそうなものを選んで作ってあげると楽しいですね♪
ただ、赤ちゃん用に作られていないものを使うことになるので、安全性には十分注意して使用しましょうね。
ではまた!
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