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徐々に強まる陣痛も、ゴッドハンド助産師さんの登場でなんとか耐えるも、体力は少しずつ削られていく・・・
先生への八つ当たり
時刻は15時。
陣痛が始まってから9時間。
ここまで陣痛が弱まることは一切なく、順調に少しずつ痛みは強くなっていて、助産師さんいわく
いい陣痛来てる!順調にお産は進んでる!
らしいが、こちとら余裕ないので
いやいや痛いんだって!!
いい陣痛って何よ!?
と心の中で思ったのはきっと私だけじゃないはず(笑)
ここで先生登場。
おっ辛そうだね~!
せ、先生~~( ;∀;)
助けて~~~!
かなりいい陣痛来てます☆
うん!順調だね!
頑張って!!
そして去る先生。
え、何しにきたん??←ぉぃ
※様子を見に来てくれたんです
産科の先生の出番なし=お産が順調ということなので、いいことなんですよ。うん。
いいことなのは分かってるけど、痛すぎて
「もう先生、なんとかしてよっっ!!」
と思ってしまうのよね。
もうどこにも行かないで・・・!
この辺りから陣痛間隔は10分を切っていた。
そして、お腹の痛みと同時にお尻の穴が押される感じもするように。
いわゆるイキみたい感じなんだろうか。
なんか、すごいお尻の穴が押される感じがします・・・
赤ちゃんが降りてきてる証拠ですよ!
次の陣痛はお尻の穴を押してみますね!
そして次の陣痛、右手で背中をさすると同時にお尻の穴をぐっと指で押すゴッドハンド!!
ら、楽~~~~~~!!!
このお尻の穴を押してくれるのがあるのとないのでは、陣痛を耐える辛さが何倍も違うっ!!
後で聞いた話、これは技術がいるらしく、旦那さんに付き添って貰ってやってもらった友人は
と言っていました(-_-;)
やはりゴッドハンド・・・・
格が違う( *´艸`)
しかし、この辺りからお産が近いと踏んだのか助産師さん達がバタバタと準備をし始めていて、ゴッドハンド助産師さんがちょくちょく私の傍を離れるように。
もうゴッドハンドなしで陣痛に耐えられる自信のない私は気が気じゃなく、
お願い、早く帰ってきて~次の陣痛来ちゃう~~~!!
と毎回祈ってた。
そして、案の定一度だけゴッドハンド助産師さんが間に合わないときがあり、他の助産師さんが背中をさすってくれたけど・・・
お尻・・・お尻の穴を押してください・・・!
あ、はい!!
ぐっ!!
と押してくれたものの・・・・
そこじゃない~~~~!!( ;∀;)
もうね、違うのよ!!場所も違うし力も弱いし押す方向も違うの!!!
そんなんじゃなんの意味もないの!!
もっと全体かけてやらんかい~~~~~!!
と叫びたい気持ちをぐっと堪え・・・・
そしたらゴッドハンドが帰ってきた・・・!
あ、ごめんね!!
代わるね!
そして絶妙の位置を絶妙の力加減で絶妙な方向に押してくれるゴッドハンド。
もはや神業か。
お願い・・・もうどこにも行かないで・・・・( ;∀;)
そんな愛のささやきともとれるセリフを意識が朦朧とするなか言った記憶が(笑)
まさかの定時上がり?
時刻は16時。
素人ながらにもうそろそろ産まれてもいいんじゃないかと思い、聞いてみた。
まだ生まれないですか?
17時までに生まれます?
もうちょっとだけど、17時までには厳しいかなぁ
どうして17時までか聞いたかというと、この病院は赤ちゃんが産まれた時間で出産費用が変わるのだ。
平日9時~17時が一番安く、17時を1分でも過ぎると3万ほど費用が高くなる(;’∀’)
でもまぁ仕方ないか・・・
と思ったが。
ん?
ちょっと待って。
日勤て17時まで?
まさかゴッドハンド、17時になったら上がり?
恐る恐る聞いてみた。
17時になってお姉さん、帰ったりしませんよね・・・?
ごめんね、私17時までなのよ。
・・・・・・・
終わった・・・・・・・
でも17時からはもっとベテランの助産師さんが来てくれるから大丈夫よ!
そんなのどうでもいいです~~~~( ;∀;)
あなたに居て欲しいんです~~~~( ;∀;)
この時もう陣痛レベルMAXに近い痛みだった私は、ゴッドハンドの手を握ってなんとか陣痛を耐えている状態だった。
陣痛と陣痛の合間も手を離さず(もうどこにも行かないでという意思表示もあり笑)
肉体的にも精神的にもゴッドハンドを頼っている状態。
それが17時で帰るだと~~~~!?
大丈夫よ。
明日は夜勤だから、元気な赤ちゃんに会えるのを楽しみにしてるからね!
いや~~~~帰らないで~~~~( ;∀;)
はるちょんさん、私も17時上がりなので・・・(;’∀’)
お姉さんまで帰るんですか~~~~( ;∀;)
担当助産師さんは背中をさするのはゴッドハンドに代わってもらったが、それからもずっと部屋にはいてくれていろいろ準備をしてくれていた。
なんだかんだで陣痛を一番傍で見てくれていた人だし、ずっと一緒にいてくれた人が2人もいなくなってしまうのは心細すぎた。
しかし、無情にも17時を迎え、もちろんまだ息子は生まれず・・・。
続く。
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