こんにちは!
1歳の息子のママ、はるちょんです。
新生児から使える抱っこ紐『ボバラップ』は、私の育児に必要不可欠なアイテムでした。
ボバラップは世界で20万個も売れている人気の抱っこ紐です。
ボバラップが気になっているけど、赤ちゃんの落下などの危険がないか、安全性が心配で…
結論から言うと、ボバラップは赤ちゃんの落下リスクは極めて低い安全性の高い抱っこ紐です。
この記事ではボバラップの安全性について詳しく解説します。
実際に息子が新生児~生後6カ月まで毎日愛用していた、私の使用感も合わせて解説していきます!
ボバラップの使用期間、巻き方、メリットやデメリットも紹介しますので、購入を検討されている方は是非参考にしてください!
\新生児から使えて便利!/
\ボバラップは事故リスクが低い!/
ボバラップの安全性の詳細を先に見る
ボバラップとは
ボバラップは総称で『ベビーラップ』とも言われ、その名の通り赤ちゃんをぴったりと巻くようにラップして使う抱っこ紐です。
1枚布で作られ留め具を使わない抱っこ紐なので、ママ・パパの体型も問わずに使うことができます。
人気の『コニーの抱っこ紐』とは何が違うの?
大きな違いとしては「サイズの有無」です。
ボバラップは1枚の布を身体に巻いて使用するため、サイズがなく家族で兼用することが可能です。
一方コニーの抱っこ紐は、装着する人の身体に合ったサイズを選ぶ必要があるため、ママとパパで兼用するのは難しいです。
私も購入する時にこの2つで悩みましたが、主人と兼用したかったのでボバラップにしました!
ボバラップの巻き方
ボバラップの巻き方は慣れるまでは少し大変かもしれませんが、覚えてしまえば決して難しくはありません。
初めてボバラップを使う方は、まず動画を見ながら装着してみるのがオススメです。
- ステップ1ロゴを前にして胸に当て、背中から反対側の肩へまわします。
反対も同様に行います。 - ステップ2背中に回した布を交差させ、それぞれの肩にかけて身体の前に持ってきます。
- ステップ3身体の前に持ってきた布を写真のよに入れ、下に強く引っ張ります。
ここできつめにしておくのがポイントです。
特に背中にゆるみのないように肩から布を引っ張るといいです。 - ステップ4胸の前で交差させ、そのまま背中に回します。交差した部分がみぞおちの位置に来るように巻きます。
- ステップ5背中でも布を交差させ、前で結びます。
布に余裕がある場合はもう一度巻き付けます。
ここまでがボバラップをママの身体に巻く方法です。
次に赤ちゃんをここに入れていく方法を解説します。
- ステップ1赤ちゃんをしっかりと抱き、自分に一番近い布を引っ張りその中に片方の足を入れます。
- ステップ2片足を入れた後、布を引っ張り、赤ちゃんの膝裏、お尻、背中、肩をなるべく広くしっかりと覆います。
- ステップ3反対側も同様にもう片方の足を入れ、布を引っ張ります。膝裏、お尻、背中、肩をしっかり覆ってください。
- ステップ4ロゴがついている部分の布も赤ちゃんに被せます。布を引っ張り上げて、赤ちゃんのお尻と背中を覆います。
抱っこする際は赤ちゃんにとって安全なポジショニングを意識してください。
ボバラップの生地はかなり伸びが良いので調整しやすく、慣れれば1分ほどで装着できますよ。
参考:ボバラップ公式サイト
いつまで使える?
ボバラップがいつまで使えるかは、公式サイトではこのように記載されています。
ママと赤ちゃんがしっかりと密着できる道具なので、お子様が成長してくると独立心がめばえ嫌がってきます。 赤ちゃんの生後1年までが理想的にお使いいただける期間ですが、 2歳になってもママと赤ちゃんが気持ちよく使える間はぜひお使いください。
ボバラップ公式サイトより引用
理想的に使用できるのは1歳頃までとのことですが、2歳以降でも使って大丈夫です。
また、、公式サイトには「16キロまで使用可能」とも記載されています。
16キロといえば4歳前後の体重です。
つまり、体重で考えれば4歳まで利用できるが赤ちゃんが快適と感じるのは1歳頃ということですね。
4歳!?本当にそんなに長く使えるの?
ボバラップを実際に使ってみた私の感想としては、生後6カ月頃になり体重が8キロを超えると、かなり肩や腰にずっしりと重みを感じるように。
赤ちゃんの体重で布が伸びて下に垂れる感じがして、その分歩くと振動を感じるため30分以上つけていると腰に負担を感じました。
私は生後6カ月頃からはボバラップではなく、エルゴなどのキャリア型の抱っこ紐を使うようになりました。
あくまでも個人的な感想ですが、ボバラップが快適に使えるのは生後0カ月~5ケ月頃までかと思います。
ちなみに主人は私よりも肩腰が強いので「体重8キロでも全く疲れない」と言っていましたが、夏になり暑いのが辛くて段々と使わなくなっていきました。
安全性へのこだわり
ボバラップは、赤ちゃんのために様々な安全性が考えて作られています。
赤ちゃんの骨格への安全性
ボバラップは生まれたばかりの新生児の赤ちゃんの骨格に着目し、正しい姿勢で抱っこできるようにと開発されています。
赤ちゃんの背骨は生まれた時はまだ丸くなっており、背骨は自然な長いJ字型曲線になっています。(Cカーブとも呼ばれます)
その後、首が座り、腰がしっかりして、大人と同じSの背骨の形に近づいていきます。
ボバラップではこのJ字型のまま抱っこすることが可能で、ママのお腹の中にいたときと同じ体勢になれることで赤ちゃんはとても安心できるのです。
そして、生まれて間もない赤ちゃんの股関節は脱臼しやすく、抱っこには注意が必要です。
M字の姿勢は股関節が外れにくいと医師からも推奨されています。
欧米や日本の医師と学会が、健やかな発育のために強く推奨しているのがM字型の開脚姿勢です。先天性股関節脱臼の予防になります。
ボバラップは赤ちゃんのサイズに合わせてぴったりと調節ができるので、どの赤ちゃんも簡単に 理想のM字姿勢で 抱っこすることができます。
ボバラップ公式サイトより引用
赤ちゃんがリラックスしているときは、カエルのようなM字の足をしていますよね。
ボバラップは、この理想的な姿勢を保ったまま赤ちゃんを抱っこできるのです。
ボバでは長年、赤ちゃんの股関節について研究を行っており、IHDI(国際股関節形成異常症研究所)からも推奨されているアイテムなんです。
赤ちゃんの身体のことをしっかり考えて作られているのは、安心ですよね!
しっかりとした密着感
ボバラップは他にはない伸縮性抜群の布地でできています。
赤ちゃんをしっかり包み込みぴったり密着し、親と子の体の重心を一つにまとめるような抱っこをつくります。
高めで密着した抱っこが物理学的に親にも子にも負担が少ない抱っこになります。
そして密着していながらも布の中では赤ちゃんは手足を自由に動かすことができ、自然な抱っこができます。
赤ちゃんの筋肉の発達の邪魔もしません。
抱っこ紐での落下事故とは?ボバラップの安全性
抱っこ紐は赤ちゃんを抱っこしながらも手が空くため、とても便利なアイテムですが、近年抱っこ紐使用時の転落事故の報告もあり、消費者庁は注意を呼び掛けています。
※参考:消費者庁HP
「抱っこひもの向きをおんぶから抱っこに変えたときに、約1m下のアスファルトに落下。頭部打撲のため救急搬送。頭部X線撮影をしたが、明らかな傷はなく、ひとまず経過観察となった。」(0歳)
「保護者が子どもを前抱っこしながら車から降りようとしたところ、抱っこひもから転落した。抱っこひものバックルを外していたのを忘れていた。70cmの高さから落下し、顔面をアスファルトに打撲した。左頬にすり傷を負った。」(1歳)
「保護者が抱っこひもに子どもを入れて作業をしていた。前かがみになった際にアスファルトへ転落。意識はしっかりしており、左頬部にすり傷があるものの、出血はしていない。頭部にも異常はなく、経過観察となって帰宅した。」(0歳)
消費者庁HPより引用
抱っこ紐での事故の事例を見ていくと、多くが
- 屈んだ際に隙間からすり抜ける
- 留め具が外れて落下する
- 前抱っこからおんぶに変える際に落下する
この3種類です。
エルゴなどの抱っこ紐では、前かがみになるとママと赤ちゃんの間に隙間が空いてしまいます。
この隙間から赤ちゃんが落下してしまうようです。
ではボバラップはどうでしょうか?
隙間なくぴったりと密着する
ボバラップはママと赤ちゃんの身体がぴったりと隙間なく密着します。
前かがみになっても、多少身体が離れるもの通常の抱っこ紐よりも密着しています。
また、通常の抱っこ紐のように脇に隙間がないので、新生児が落ちてしまう心配もありません。
そのため、ボバラップは赤ちゃんの落下のリスクが限りなく低いといえます。
私は息子が新生児の頃から生後6カ月頃まで毎日使っていましたが、一度も危ないと思ったことはありません!
留め具がない
ボバラップは1枚の布だけでできているので、留め具がありません。
そのため「留め具が外れて赤ちゃんが落ちてしまった」というような事故も起こり得ないのです。
一般的なキャリア型の抱っこ紐は首の後ろにバックルがあり、これが外れると落下の危険があります。
それに比べてボバラップは留め具が一切無いので、留め具が外れるという危険がありません。
デメリット
ボバラップは安全性が高いことが分かりましたが、デメリットはどんなことがあるのでしょうか?
ここではボバラップのデメリットを解説します。
長くて取り扱いずらい
ボバラップは重さ680gと軽量ですが、長さが530×50cmとなんと5メートルもあり、かなり長いです。
そのため、外出先でほどいたり結んだりすると、下についてしまって汚れてしまうことも…
装着や外したりするのが難しいのが1番のデメリットといえます。
ただ、毎回外さなくても赤ちゃんの出し入れは可能なので、外出先ではママはボバラップを装着したままで必要に応じて赤ちゃんを出し入れするようにすればOKです。
私は家の中でも、基本ボバラップを巻いたままで過ごしていました。
そうすることで抱っこが必要なときにさっと抱っこできてとても便利ですよ!
ボバラップをつけた状態で授乳も可能ですよ。
外出先でママとパパが抱っこを交代するときなどは、少し面倒かもしれませんね。
馴れるまでは装着が大変
ボバラップは少し特殊な巻き方をするので、慣れるまでは装着が大変と感じるかもしれません。
ただ、慣れてしまえば1分で装着できるので、慣れるまでの問題でしょう。
私は動画を見ながら3回ほどやったら覚えて、スムーズに装着できるようになりました!
夏は暑い
ボバラップは布を身体に巻き付けるので、夏はかなり暑く感じます。
赤ちゃんと密着するのがボバラップのメリットでもありますが、その分赤ちゃんの体温も加わり暑さは倍増します…
息子は12月生まれなので生後6カ月の6月頃まで使っていましたが、6月ですでにかなり暑かったです…
ボバラップには、真夏向けにバンブー生地を織り込んだ『ボバラップセレニティ』があります。
通常のボバラップに比べると清涼感がある生地でできているので、夏に使いたい方にはこちらがオススメです。
対面抱きしかできない
ボバラップができるのは対面抱っこのみです。
おんぶや前抱き抱っこはできないので注意が必要です。
メリット
では次にボバラップのメリットを解説します。
ママへの負担が低い
ボバラップは肩・背中・腰、全体に体重を分散させるので体がとても楽に感じます。
生地の面が広いので体に食い込むこともなく、心地よく抱っこができます。
赤ちゃんが安心して眠る
ボバラップは赤ちゃんがママのお腹の中にいたときの姿勢で抱っこすとることができ、さらにママと密着することで赤ちゃんはとても安心できます。
赤ちゃんがなかなか泣き止まない、寝てくれないというときにボバラップを使って抱っこするとすぐに泣き止んで寝てくれるという声はとても多いです。
息子もボバラップで抱っこすると、毎回すぐに寝てくれました。
これが本当に楽でありがたかったです…!
家事がしやすい
ボバラップは首座り前の赤ちゃんでもすっぽりと顔までかぶせることができるので、手で支える必要がなく両手を開けて家事をすることができます。
新生児から使える抱っこ紐でも、実際に使うと頭は手で支えないと怖いものもありますが、ボバラップは本当に手の支えが不要です!
パパと一緒に使える
ボバラップは1枚の布を身体に巻いて使うのでサイズがなく、ママとパパなど体型が違う人でも兼用することができます。
通常の抱っこ紐のように紐の長さを調節する必要もないので、パパと交代する時に毎回サイズ調整する手間もありません。
アイテムによってはサイズが違うと使えないものもあるので、ボバラップはその点とても便利です!
こんな人にオススメ
ボバラップは安全性が高く、赤ちゃんの骨格のこともしっかり考えられた抱っこ紐です。
▼ボバラップがオススメなのはこんな方です▼
- 新生児から使える抱っこ紐を探している
- 落下などの危険性が低い安全な抱っこ紐が欲しい
- 寝かしつけに使いたい
- 赤ちゃんの誕生日が秋・冬
ママと密着できて赤ちゃんも安心しますが、抱っこするママも赤ちゃんと密着することで、愛おしさがより感じられます。
赤ちゃんがお腹の中にいたときのことを思い出すような感覚になれる、不思議な感覚です。
このなんとも言えない幸福感は、通常のキャリア型の抱っこ紐では感じられないと思います!
まとめ
新生児から使える抱っこ紐『ボバラップ』について解説しました。
ボバラップは安全性が高く、ママの負担も少なく、何より赤ちゃんがすぐに寝てくれる!
私は約半年間の使用でしたが、私の買ってよかった育児グッズBest3に入るお気に入りアイテムです。
新生児から使える抱っこ紐をお探しの方は、是非購入を検討してみてください。
出産祝いにもオススメですよ!
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